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1. |
サマージャーニー(Summer Journey)
04:58
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朝には辿り着くだろう
夜行列車
何をしよう 適当でいいよ
見切り発車 そんなことばっか
目の前にいるのに 夢でも
会えちゃったような サマージャーニー
真夜中に寂しい駅に停まる
トロい列車
田舎道 何処へ行くの
ボロい原チャ そんなもんばっか
目の前の景色 夢にも
思わなかった サマージャーニー
空の色 薄ぼやけて
高くなった サマージャーニー
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2. |
CHINO
04:02
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クリームソーダとコーヒー
メロンソーダとコーヒー
レモンソーダとコーヒーには
妖しげな魔法かかっている
朝のグラスビール
朝のグラスワイン
朝のウィスキーロックから
哲学の尻尾飛び出してる
木組みの街から逃げた
うさぎの足跡追いかける
彼女はいつでも恐れる
肉親の死を
悪い幻か それとも
今までが悪い夢か
彼女はそれでも求める
温かな影を
クリームソーダとコーヒー
メロンソーダとコーヒー
レモンソーダとコーヒーには
妖しげな魔法かかって・・・
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3. |
neutral
03:12
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sir, would you like poisoned wine with a cat cake after sports you like?
they never compare variation of silence
silence does not let you say "NO"
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4. |
Eat Universe
04:33
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I feel so...
feel so lonely
I feel so...
feel so relaxing
people lives busy of sex and politic
but I don't care, boy
fuckin' shit
I am just...
just eatin' in usual place
eat universe
eat universe that make you suffer
fuck you
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5. |
はいいろ(ashen)
03:44
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解けない結び目の
中には過去の街
サイボーグ、半壊の
故郷、記憶の外
勿忘草 踏みつけたら
解けない結び目の
中には過去の街
はいいろにラッピングして
無邪気に骨軋む
色のないこと
理由を訊かなけりゃ
忘れないでいられたのに
埃の積もるまま
行方は知れぬまま
はいいろを見る人は
もういない どの街も
解けない結び目の
中には過去の街
はいいろにラッピングして
無邪気に骨軋む
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6. |
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逆手に握りしめ 振り下ろすのを
躊躇った夜を越え 安堵する包丁
邪悪に手も足も奪われる前に
岬に駆けてゆく 身を投げるため
海岸沿い歩く 私は百合
もっと美しいものであるため
草の上で目覚め歩き出すのは
相応しい生活と貝殻の家
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7. |
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浦島太郎が生まれる前
この村一番のガキ大将
浜辺で見つけた亀の子を
虐めて今夜はバチが当たる
今お前に這い寄るは
今枕元に立つは
今お前を見下ろすは
今仏罰下すのは
今生き血を啜るのは
今生爪を剥ぐのは
今洗剤を打つのは
人面魚じゃない魚面人
熊を狩に来たお爺さん
この村一番の好々爺
罠にかかった鶴の子を
助けて名乗らず去って行く
今戸を叩いてるのは
今訪ねて来た者は
今宿を求めるのは
今恩返しするのは
今機織をするのは
今肩凝りほぐすのは
今葛籠をくれるのは
人面魚じゃない魚面人
魚面人様がいてくれりゃ
警察も裁判所もいらねえさ
あの人いい人だ恩返し
お前は悪い奴 罰を受けろ
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8. |
二億の瞳(200 Million Eyes)
05:41
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生まれ持つ権利 かなぐり捨てて
岩の台座を自ら背負う
血の味が滲む喉笛で
体温奪われたデモ行進
殺されても気付くことはない
天井裏の笑い声に
石油、食料 それらより遥かに
枯渇し続ける想像力
夜の金網を越える日は来ない
カッコウの巣から仁義の墓場まで
あー日本人 その二億の瞳に
何を映す その二億の瞳に
冷笑者たちが蓋を閉める
自らが入る鉄の棺桶の
あー日本人 その二億の瞳に
何を映す その二億の瞳に
あー君よ その盲いた瞳に
何を映す その盲いた瞳に
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9. |
ケーキと仔猫(Cake and Cat)
05:57
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ガラスケースに並ぶケーキ
モンブラン...
何故かしら 眺めたら
涙 溶けて 湧いた
戸棚から顔を出して
紅茶に溶けてく
全部僕の体になれよ
ピクニックの幻を見たよ 昔
見たことない涼やかな丘の上の夢
仔猫をケーキの箱に入れて遠くまで
忘れ得ぬ光景だった
誰も気付かないよ 猫のことには
驚きたいのさ 疲れていても
ケーキの箱の中 仔猫が踊る
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10. |
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神無月過ぎて待ちぼうけ
徳利を温めて待ってたよ
言葉も残さずひと月
とっぷりと夜が更けて 瓶の中
星型の部屋で電気も
点けないで じっと動かず
君もそうだったの
丸裸 季節のない村にいたら
死んでいたね きっと 良かったよ
狐憑き落ちて療養中
そっくりな君が来たら
「どうしよう」って言っちゃうな
かみさま、おかえりなさい
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11. |
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探し続けている、影も形もないものを
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12. |
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詐欺師の才能に恵まれなかったイタコに憑依した
言葉を持たない詩人の霊との対話は果たして徒労に終わり
夜の帳 幕が上がると共に恐山 曙に染まり
目を覚ますと欲望からの置き手紙 旅立たれたお前は無欲の人
一億の詩を心に留めてきた努力は瞬く間に水泡に帰した
欲望の方から別れを告げられる気持ちは如何程のものか
彼の旅路の果ては 遥か天上の眩い楽園か
暗く冷たい鍾乳洞の底ではあるまいか
彼の最も安息の時、この終末に先立って行ったのは何が為
春の雨、沈黙と共に眺め
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